ヴァン・ヘイレンのレコード・レーベル、サミー・ヘイガー加入後にバンド名の変更を要求していた


ヴァン・ヘイレンが、デイヴィッド・リー・ロスからサミー・ヘイガーへとフロントマンが変わった後、バンド名を変えるようにレコード・レーベルから要求されていたことがわかった。

Blabbermouth」によると、ヴァン・ヘイレンのベーシストだったマイケル・アンソニーが米ラジオ番組『Steve Gorman Rocks!』に出演。デイヴィッドの脱退後、サミーがバンドに加入すると知ったとき、関係者がどのような反応を示したかを明かしたという。

「(バンドのレコード・レーベル)ワーナー・ブラザースや俺たちのマネージメント、弁護士も、みんなが『なんてこった、デイヴィッド・リー・ロスがいなくなったのか』って驚いてたよ。彼らは、デイヴィッドの存在感が強いと思ってたからね。

ワーナー・ブラザースは、俺たちにバンド名を変えてほしがっていた。エディとアレックス(ギタリストとドラマーのヴァン・ヘイレン兄弟)と一緒にレーベルのオフィスにいたことを覚えてるんだけど、2人が『おいおい、それは俺たちの名字だし俺たちのキャリアだ。俺たちがヴァン・ヘイレンだぞ』って怒鳴ってたよ」


そしてマイケルは、1985年にデイヴィッドの代わりにサミーが加入する前、ヴァン・ヘイレンのスタジオにサミーが訪れた際のエピソードも披露。そのときにアンソニーはサミーがフロントマンになるのではないかと察し、そのセッションで一緒に演奏した曲が、最終的にバンドのアルバム『5150』に収録されたことも明かしていた。



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