戦い方は探してる。『3』でやっと掴んだ感じがする
昨年、5月の『SINGLE 1』、9月の『SINGLE 2』と、ロックバンドとしての純粋な熱をそのまま封じ込めたようなシングルをリリースしてきた[Alexandros]。デビュー15周年の節目を飾る相模原での「THIS FES '24 in Sagamihara」を経て投下される2025年第1弾シングルは、ドラマ『プライベートバンカー』の主題歌“金字塔”を収録した3部作の締めくくり『SINGLE 3』だ。この“金字塔”がとにかくいい。何より“Waitress, Waitress!”を思い起こさせるイントロの圧巻のドラム。まるで[Alexandros]がこれまでの歴史の上に文字通り新たな「金字塔」を打ち立てるという意思表明のようだ。リアド偉武(Dr)が正式加入して約4年、彼らはロックバンドとして完全に新たな肉体を手にした。それを証明するのがこの3部作であり、春にリリースが予定されているニューアルバムだ。川上洋平(Vo・G)とリアドのふたりに、今のバンドの充実ぶりを語ってもらった。
インタビュー=小川智宏 撮影=ROB Walbers(UN +PLUS UN)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年4月号より抜粋)
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