THE VIRGINS / JOHN PEEL STAGE
ファックト・アップに続いてジョン・ピール・ステージに登場したのがニューヨーク出身で、その80年代ニュー・ウェーヴ的なエッジーさとポップなサウンドが話題となっているザ・ヴァージンズ。バンド名の通り、グラストンベリーはこの日が初体験で、今回の童貞喪失体験を満喫しているとボーカルのドナルド・カミングスは訴えた。
「ぼくたちはザ・ヴァージンズ、ニューヨーク出身です。はっきり言って、こんなにたくさんのお客さんを相手にするのは初めてです。ぼくたちにとって、今回は初めてのグラストンベリーになるんですけど、実は昨日の夜とかストーン・サークルを見物に行ったりもして……なんかこのフェス、すごい楽しいよね!」
ライブは“ティーン・ラヴァーズ”で幕を開けたが、この日ようやく晴天に恵まれた会場の和んだ雰囲気も影響したのか、テント内の観客も途端に踊り出すノリのよさ。バンドが会場のなごんだ雰囲気に積極的に働きかけていくと、お客さんも前シングル曲“リッチ・ガールズ”では手拍子でバンドに応えていた。最後の曲となった“ワン・ウィーク・オブ・デンジャー”の前にドナルドは「ほんとにありがとう! すごい楽しかったよ!」と初体験の感想を伝えた。
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ザ・ヴァージンズ、グランストンベリーで初体験
2009.06.27 18:15