JARVIS COCKER / JOHN PEEL STAGEヘッドライナーとしてジョン・ピール・ステージに上がったジャーヴィス・コッカーを待っていたのは、ちょっと熱心が度を越してしまったファンの乱入&祝辞だった。“ホームレッカー!”が始まる直前、どうやって警備をかいくぐったのか、一人のファンがステージに上がり、ジャーヴィスのところまでにじり寄ってマイクを占拠した。「この男なしにはなあ、ブリットポップなんてクソみたいなもんだったんだぜ!」と酔っぱらったその男は宣言する。「このお方がそれをまとめておられていたわけよ。そんなことは誰にでもできるってもんじゃねえぞ」驚いた様子のジャーヴィスだが、すかさず男の持っていたシャンペンを奪い取ってラッパ飲み。男がセキュリティに速やかに連れ去られてから「あれは引くわー」と一言。これ以降、ライブは滞りなく進行した。途中でジャーヴィスはフェスのカフェで事前に購入したフルートを取り出し、“コケイジャン・ブルース”で使う。「思いついた中で一番白い楽器だったから」とその理由を説明(コケイジャンは「白人」の意味)。でもフルートは演奏していて「眠たくなる」そうだ。「で、調子はどうよ? これって世界一のフェスなんだろ?」とジャーヴィスは序盤でオーディエンスを煽る。「ゆうべはここに着いてから30分も経たないうちにテーブルを囲んで、『青ひげ』の格好をした奴が持ってきたクスクスを食ってたんだよ……他のフェスじゃこんなことないよな」続けて最新アルバム『ファーザー・コンプリケーションズ』からリフが強調された“アンジェラ”に入る。曲の後、床に落ちていたバケツ大のプラスチック・カップを拾い上げて顔面にぱかっと装着。オーディエンスは大ウケ。カサビアンのメンバーたちも見物に来るなか、90分のセットでジャーヴィスは主にソロ曲を披露した。“ガールズ・ライク・イット・トゥ”はこのステージの名前にもなっているDJのジョン・ピールに捧げられた。「この曲ね、この場所でやっておきたいんだよね。ていうのはこのフレーズ(“ガールズ・ライク・イット・トゥ”)はジョン・ピールの葬式で彼のお兄さんが言っていたセリフだからなんだけどね」とジャーヴィスは曲の由来を説明した。ラスト曲はバッキング・シンガーとミュージシャンたちがずらりと並んだ“ユーアー・イン・マイ・アイズ”だった。セットリスト
'Pilchard'
'Angela'
'Further Complications'
'Slush'
'Big Julie'
'Leftovers'
'Homewrecker!'
'Caucasian Blues'
'Girls Like It Too'
'Fat Children'
'Don't Let Him Waste Your Time'
'You're In My Eyes'(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
ジャーヴィス・コッカーのステージにファンが乱入!
2009.06.28 22:16