モリッシー、「ポストカード解雇説」を否定

モリッシーがかつてザ・スミスのベーシスト、アンディ・ルークをポストカードの書き置きで解雇したという話を否定している。

この話はアンディ・ルーク本人が以前から公言していたが、最近アンディがEyeweekly.comのインタビューで再び同様の主張をしたことを受け、モリッシーはTrue-To-You.netに次のように話している。

「アンディは僕から『お前はザ・スミスを去った』とかいう手書きのポストカードを受け取ってザ・スミスを解雇されたと繰り返し話しているんだ」と彼は言う。

「この件について真実を知りたい人がいるなら言っておくけれど、僕はそんなことをポストカードに書いた憶えはないし、アンディの車にそういうポストカードを置くことについて知らされてもいないし、同意してもいない。当然ながらそんなほら話がザ・スミスにまつわるおとぎ話に交じりこんでいることには腹が立つよ」

モリッシーはさらに続ける。「実際にポストカードがあったんだとしたら、僕の殴り書きを真似した誰かの笑えないジョークだったんだろうさ。そんなこと簡単にできるしね」

「第2に、ザ・スミスからのアンディの『解雇』を僕が単独で決めたりすることはありえないし、僕の名前が載った書置きで知らせたりもしない」

最後にモリッシーはこう締めくくっている。「それに、車のボンネットに手書きの書置きを放り投げておくような不注意なやり方をするわけがないじゃないか。どこかにこの問題を丸く収めてくれる機知のある人はいないのか?」

1986年、アンディ・ルークはドラッグの使用などが原因となってザ・スミスを解雇されたが、2週間後に復帰した。

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