イアン・ブラウンがもう10年以上服を買っていないと話している。
10月1日に催されたドバイ・サウンド・シティ(11月5日から7日にかけてドバイで開催されるフェス)の立ち上げパーティのライブでは、観客とセキュリティの間で起こったトラブルのために“フールズ・ゴールド”の演奏を中断するというトラブルに見舞われたイアン・ブラウン。彼はザ・ストーン・ローゼズを辞めて以来、たくさんのサンプル品が送られてくるおかげで服を買いに行く必要がないのだという。
「この11年で唯一買った衣類といえば、バーバリーのカシミア・タータン・スカーフだけだな。それだけさ」と彼はラジオ局Absolute Radioに話している。「99年以来、服を買いにいく必要がなくなったんだ」
というのも、日本人デザイナーの倉石一樹が10年以上にわたって服を送ってくれているからなのだそうだ。
「日本から箱が送られてきてね。8週間ごとにでかい箱が送られてきて、それにジーンズやら何やかやが入っているんだ。1999年以降、俺の着ている服のほとんどはカズキがデザインしたものだよ。彼は日本のストリートウェア・デザインの第一人者なんだ。今はアディダスやリーバイスや、他にもたくさんの日本のメーカーのためにデザインをしているよ」
アディダスのクリエイティブ・プロダクト・マネージャーである倉石一樹は、イアン・ブラウンの最新アルバム『マイ・ウェイ』のアートワークも手がけている。
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
イアン「1999年から服買ってない」
2009.10.08 17:37