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    キャット・パワー、新作は1人で

    キャット・パワーことショーン・マーシャルが、次のアルバムでは全ての演奏を1人で行うことにしたと語っている。

    2008年の『ジュークボックス』に続くニュー・アルバムでは、レギュラー・バック・バンドの「ダーティー・デルタ・ブルース」を起用しないつもりだという。

    「今回は私だけよ。私の心が告げているの。『ショーン、あなたはもう4、5年のあいだ、ピアノもギターも弾いていないでしょう』ってね。それについては確かに後ろめたさを感じているのよ」と彼女はオーストラリアのクーリエ・メール紙に話している。「みんなからも『いつ1人だけで演奏するの?』って言われるしね。私は妙な願望と後ろめたさの問題を抱えているの」

    前作はカバー・アルバムだったが、リリース後にはオリジナル曲を大量に書き溜めていたそうだ。次回作は2006年作『ザ・グレイテスト』以来のオリジナル・アルバムとなる。

    「『ジュークボックス』にこだわってないで、また別のレコードを出そうと思ったの。あのアルバムの曲から気持ちを切り替えて、もっともっと書き続けることにした」と彼女は言う。「いくつかの曲はまた悲しい曲になっちゃっててビクビクしてるんだけどね。そのことには結構ナーバスになってるわ」

    キャット・パワーは1月16日、17日に日本公演を行う。詳細についてはスマッシュのオフィシャル・サイトをご覧ください(下記リンク参照)。

    (c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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