トム・ヨークがディプロとスウィッチによるプロジェクト、メジャー・レイザーの楽曲をリミックスしていたことが分かった。

トムがリミックスしたのは、昨年リリースされた彼らのデビュー・アルバム『ガンズ・ドント・キル・ピープル・レイザーズ・ドゥ』に収められていた“ジャンプ・アップ”。4月リリース予定のメジャー・レイザーのEP『レイザーズ・ネヴァー・ダイ（Lazers Never Die）』の収録曲として発表される。

このEPには先日インターネット上で発表されたM.I.A.とビジー・シグナルのコラボ曲“サウンド・オブ・サイレン”も収められる。『レイザーズ・ネヴァー・ダイ』の全収録曲は下記の通り。

1. Sound of Siren [ft. M.I.A. and Busy Signal]
2. Good Enough [ft. Collie Buddz and Lindi Ortega]
3. Can't Stop Now (Kicks Like a Mule Remix) [ft. Ms. Banks]
4. Bruk Out (Buraka Som Sistema Mix)
5. Jump Up (Thom Yorke Remix)

またトム・ヨークは2月10日、レディオヘッドの英語版オフィシャル・サイトで、「緑の党」の支援のために2月25日にイギリス・ケンブリッジでソロとしてベネフィット・ライブを行うことを発表した。トムは同政党に所属する環境活動家の友人トニー・ジュニパーの議席獲得を支援しており、2人は12月に催されたコペンハーゲンでの気候変動会議でも顔を合わせていた。

トムはサイトにこう書いている。「彼は素晴らしい国会議員になると思うよ。環境問題の話になったとたんに政界に流れ出す不透明な茶色の水にどう対処したらいいか熟知しているし、奴らのやり口に対する健全な軽蔑心を伴ったポジティブなエネルギーを持っているからね。それに議会に気候変動についてリップ・サービスを振りまく以上のことをする人間がいるってのはいいことなんじゃないかな？」