シンガー・ソングライターのレスリー・ダンカンが3月12日、脳血管疾患のため亡くなった。66歳だった。
60年代半ばに故郷のストックトン・オン・ティーズからロンドンに居を移したレスリー・ダンカンは、自作曲を書くかたわらダスティ・スプリングフィールドらのバッキング・ボーカルを務め、70年代にはエルトン・ジョンの『マッドマン』やピンク・フロイドの『狂気』、リンゴ・スターの『グッドナイト・ウィーン』などの作品にボーカルとして参加した。
エルトン・ジョンは1970年のアルバム『エルトン・ジョン3』でダンカンが作曲した“愛の歌(Love Song)”を取り上げ、彼女自身もコーラスとして参加した。この曲は現在NME.COMで試聴可能(下記「関連サイト」参照)。
オリジナル・アルバムとしては、1972年に『アース・マザー』、1975年に『ムーンベイジング』、1977年に『メイビー・イッツ・ロスト』などをリリースした。
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