「『誰がなんと言おうと俺は俺が守る!』みたいな。それしかなかったですねえ」。the HIATUSの細美武士が、6月30日に発売されたニュー・アルバム『ANOMALY』についてこのように語っている。
掲載は現在発売中の「ROCKIN’ON JAPAN 8月号」から。全26ページにわたる表紙巻頭特集で、the HIATUSの『ANOMALY』に迫るロング・インタビューとなっている。
細美が語ったところによると、1stアルバム『Trash We’d Love』の完成とそのツアーの後、曲が全く作れなかったという。
「自分を見失ってたからですね。というか、自分がなかったから、じゃないのかな。(中略) 自分を削って音に変えようにも、自分がなければ、切り取りようもないというか」と当時を振り返っている。
しかしその後メンバーとの合宿なども経て、徐々に自分自身の本質を解き放つソングライティングが始まっていく。それは自分自身や「生きていく」ということに向き合う、壮絶なプロセスであったようだ。細美は下記のように語る。
「悲しんでるっていう意識はないけれど、すごい客観的に見れば、なにしてる瞬間も心は大量出血中だから」
「作品を作ることは自分を確定させる行為だから。そのたびに全部の迷いがなくなるところまで追い込む」
また「ROCKIN’ON JAPAN 8月号」では、細美武士のフォト・セッションも実施。ウルフ・ドッグを撮影に起用した、貴重な録りおろし写真が掲載されている。