カート・コバーンの伝記映画は「生々しく、かつカオティック」と監督が語る

カート・コバーンの伝記映画は「生々しく、かつカオティック」と監督が語る - ニルヴァーナ 1991年作 『ネヴァーマインド』ニルヴァーナ 1991年作 『ネヴァーマインド』

現在、制作準備が進んでいるニルヴァーナのカート・コバーンの伝記映画は「生々しくもカオティックな内容となる」と監督に指名されているオーレン・ムーヴァマンは語り、ガーディアン紙に映画の詳細を明らかにした。

特にムーヴァマン監督はこう断言している「作品は生々しく、かつカオティックな内容となるよ。なぜかというと、カートの人生そのものがそういうものだったからだよ」。

ムーヴァマン監督はケイト・ブランシェットやヒース・レジャーを起用し、斬新なアプローチと語りでもってボブ・ディランの半生を描いてみせた07年の『アイム・ノット・ゼア』の脚本で特に知られている。トッド・ヘインズと共同執筆した脚本についてはアカデミー賞の候補にもなった。

チャールズ・クロスが著した『ヘヴィアー・ザン・ヘヴン』を部分的にベースにしているという今度のカート伝記映画については、ムーヴァマンはこう語っている。

「『アイム・ノット・ゼア』と較べたらもっと直線的な語りになると思うよ。ただ、AからZまでくまなく辿っていくことになるんだ。たいていの人はカートの生き様のショート・バージョンだけ知ってるわけだよね。ヘロインをたくさんキメた、“スメルズ・ライク・ティーン・スピリット”を書いた、世界最大のロック・スターになった、そして自殺した、と。このよく知られている出来事はぼくにとっては一番興味のないところなんだよ」

映画のプロデューサー陣にはコートニー・ラヴも名前を連ねているが、コートニーは現在『トワイライト・サーガ』シリーズの主演男優ロバート・パティソンがカート役にふさわしいかどうかをめぐってロバートと舌戦を展開中だ。

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(c) NME.COM / IPC Media 2010
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