ボビー・ギレスピー率いるザ・シルヴァー・マシーンが1234フェスでデビュー

ボビー・ギレスピー率いるザ・シルヴァー・マシーンが1234フェスでデビュー - プライマル・スクリーム 08年作『ビューティフル・フューチャー』プライマル・スクリーム 08年作『ビューティフル・フューチャー』

ロンドンで7月24日に行われた1234フェスでプライマル・スクリームのボビー・ギレスピー率いるスーパー・ガレージロック・グループ、ザ・シルヴァー・マシーンがその姿を現した。

メンバーはボビーのほかにはセックス・ピストルズのオリジナル・メンバーでベースのグレン・マトロック、何度かオアシスでもドラムを叩いているザック・スターキー、リトル・バリーのバリー・カドガン、そしてプライマル・スクリームのアンドリュー・イネス。ちなみにこのザ・シルヴァー・マシーンは、1234フェスでの1回限りのパフォーマンスだけのバンドである。

メイン・ステージのヘッドライナーはファックト・アップになったが、明らかに大きな関心を集めていたのはザ・シルヴァー・マシーンで、MC5、ザ・トロッグス、クリエイション、ザ・フレイミング・グルーヴィーズなどのカバーを披露していった。

また、今回のフェスではノスタルジーも大きなテーマとなっていて、それを体現していたのがピーター・フック。ジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスの没後30年を記念して行った5月のライブに続いて、ここでもジョイ・ディヴィジョンの『アンノウン・プレジャーズ』を完全ライブとして演奏するパフォーマンスを届けた。ジョイ・ディヴィジョンのオリジナル・ラインナップの顔触れとは現在、距離を置いているピーターはマンチェスター出身のミュージシャンによるバンドを率いていて、元ハッピー・マンデーズのボーカリスト、ロウェッタもゲスト出演した。

もちろん、フェスでは新進のバンドも活躍していて、メイン・ステージではウェイヴズやダム・ダム・ガールズが注目を浴びていた。

セカンド・ステージのヘッドライナーを務めたのはジーズ・ニュー・ピューリタンズ。セカンド・ステージでは人気急上昇中のフラッツのほか、ウィー・ハヴ・バンド、コメンチなども注目を浴びた。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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