M.I.A.は7月24日にニューヨークで行われたハード・フェスにヘッドライナーとして出演したが、雷雨で雷に打たれるかもしれないという危険から自身のセットが短くされたことでフェスのオーガナイザーをこきおろしている。
今年のハード・フェスはロスアンジェルスとニューヨークのほか、さまざまな形で行われるが、カヴァナーズアイランドで行われた24日のハード・NYC・フェスでM.I.A.はヘッドライナーとして登場。ただ、雷雨のなかオーガナイザーにサウンドを打ち切られ、数分の間まったくバック・トラックなしにラップを繰り出すことになった。
M.I.A.はその後自身のツイッター・ページで、ステージが鉄製の枠組みで出来ていたので落雷の危険があるということだったが自分はステージを降りるのを拒否したと説明し、「そんなことはファックでしょ」と述べている。
さらにM.I.A.はこう述べている。「お金を積んでもクソも買えやしない! わたしとしてはお金を積めば、アメリカではよりいい音を出してくれる人を探せると思ったのに。でも、間違ってた。どんどんこっちがパフォーマンスを大きくしていくと、どんどん音を絞らされていくだけ! そんなことしても、わたしたちをとめられはしない! そんなことよりも全然大きいことだから! テクノロジーなんてファック! ステージだって嵐の中、ぶっ壊れ始めてたし」
イベントにはほかにもスレイ・ベルズ、マグネティック・マンのメンバーのDJスクリームやベンガ、セオフィルス・ロンドンらも出演した。
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