ハーツ、デビュー作でのカイリー・ミノーグとの共演の経緯を明かす

ハーツ、デビュー作でのカイリー・ミノーグとの共演の経緯を明かす - 2010年作 『ハピネス』2010年作 『ハピネス』

9月にアルバム『Happiness』で待望のデビューを果たすマンチェスター出身のエレクトロニック・デュオ、ハーツだが、デビュー作でどうやってカイリー・ミノーグとの共演を果たしたのかその経緯をNMEに明かした。

『Happiness』収録の“Devotion”にカイリーがゲスト参加しているのだが、ボーカルのセオ・ハッチクラフトは次のように説明した。

「数週間前にぼくたちはアルバムの制作を終えたんだけど、どこか今ひとつ、完成したという感じがしないでいたんだ。基本的にこのアルバムは女性をテーマにしたものだったんだけど、女性からの救いが欠けているような気がしたんだね」

「その一方でぼくたちは“Devotion”という不倫をテーマにした曲を書いてあって、ぼくたちとしては生涯にわたって禁じられた愛をカイリーと続けてきたつもりになっているくらい好きなので、2人の勇気を振り絞って、カイリーにぼくたちと歌ってくれませんかと訊いてみることにしたんだよ。するとカイリーはやってくれると言ってくれたんだね。女性のエモーションの脆さを繊細にかつ力強くカイリーは表現してくれて、それによって、愛と喪失と幸福をテーマにしたこのアルバムに、ずっと欠けていたなにかが魔法のように備わることになったんだよ。だから、自分から求めなきゃ、なにも得られないということなんだろうね」

トラックリスティングは以下の通り:
'Silver Lining'
'Wonderful Life'
'Blood, Tears & Gold'
'Sunday'
'Stay'
'Illuminated'
'Evelyn'
'Better Than Love'
'Devotion'
'Unspoken'
'The Water'

(c) NME.COM / IPC Media 2010
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする