ジェームス・ブラウン“セックス・マシーン”を弾いたキャットフィッシュ・コリンズが他界

ジェームス・ブラウン“セックス・マシーン”を弾いたキャットフィッシュ・コリンズが他界

ブーツィ・コリンズの実兄で、強靭なリズムを誇るファンク・ギタリストとして有名なフェルプス・“キャットフィッシュ”・コリンズが8月6日、がんで他界したとシンシナティ・エンクワイヤラー紙が伝えている。

キャットフィッシュ・コリンズは弟ブーツィとともにペースメイカーズとして活躍していたところ、70年にジェイムス・ブラウンに雇い上げられ、初代JBズといわれるユニットとして名曲“セックス・マシーン”の鮮烈なリズム・ギターや“スーパー・バッド”などのサウンドを提供し、スライ&ザ・ファミリー・ストーンらとともにファンク勃興の礎を築いた。

しかし、71年にキャットフィッシュはブーツィらとともにJBズを脱退し、ジョージ・クリントン率いるパーラメント=ファンカデリックへと合流し、ここでも70年代ファンクを代表する一大潮流を作っていった。

その後もブーツィのラバー・バンドなど、ファンク界随一のギタリストとして活躍を続けた。
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