今年4年目となるiTunes Festival London 2010が、7月1日～31日の1ヶ月間を通してロンドンで開催された。

期間中毎日2～3組のアーティストが日替わりで出演するこのフェスティバルには、過去にはポール・マッカートニー、コールドプレイ、エイミー・ワインハウス、オアシス、フランツ・フェルディナンド、カサビアンといった各年のミュージック・シーンを賑わす最も旬なアーティストが出演してきた。

すでにロンドンの夏の風物詩となった同フェスティバルは、チケット販売のない「完全招待制」のため、入場するには各メディアで行われるチケット抽選に参加しなければならず、今年はなんと500万以上の応募が殺到したという。また、当日のライブ音源は後日iTunes Storeで配信されるというユニークなコンセプトとなっている。

今年の会場は、ロンドンのカムデンにあるROUNDHOUSE。もともと1846年に建てられたROUNDHOUSEは、古くはジミ・ヘンドリックスやピンクフロイドが演奏したという歴史的な劇場である。オジー・オズボーンやアンダーワールド、シザー・シスターズといったアーティストが、最大2,500～3,000人収容というROUNDHOUSEで観られることもあり、今回もファン垂涎のプレミアムイベントとなった。

ライブ音源は、日本のiTunes Storeでも配信され、本日よりiTunes Festival のページがオープンし、ザ・ドラムス、ワイルド・ビースツの音源も新たに公開されている。

なお、CSのフジテレビNEXTでは9月19日18：30～21：00に、同フェスのライブ映像がオンエアされることも決定。オジー・オズボーン、アンダーワールド、フランツ・フェルディナンド、オアシス、カサビアンなど、他にも多数のアーティストのライブ映像が公開される。

今年の主な出演アーティストは以下のとおり。
Scissor Sisters / Underworld / Tony Bennet / Ozzy Osbourne / Phoenix / The Drums / Foals / Two Door Cinema Club / Kate Nash / The National / The XX / Faithless / Keane / Kele / The Futureheads / Goldfrapp / Marina + The Diamonds / Florence + The Machine / Foreigner / Europe 他

iTunes Festival London 2010 限定ライブEPはこちら
（→http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewMultiRoom?fcId=385972668）