ズートンズのデイヴ・マッケイブ、彼女を侮辱され相手の鼻を折る

ズートンズのデイヴ・マッケイブ、彼女を侮辱され相手の鼻を折る - 04年作 『誰がザ・ズートンズを殺ったのか?』04年作 『誰がザ・ズートンズを殺ったのか?』

ズートンズのボーカルのデイヴ・マッケイブは、自分のガールフレンドへの侮辱を笑った男に頭突きを見舞わせ、鼻を骨折させていたことが法廷で明らかになった。

9月20日にリヴァプール国王裁判所で行われたこの事件の公判で検察は今年の2月にリヴァプールのナイトクラブ、コローヴァの外で、酒に酔った勢いの諍いから、デイヴがピーター・アップルビーなる人物に暴行を働いたとしている。

検察によれば、その場に居合わせたアップルビーの5人の友人のうちの1人が、デイヴのガールフレンドの着用していた襟が厚い毛皮で仕立てられているのを見かけてまるで彼女に髭が生えているみたいだとからかったとBBCは伝えている。

デイヴのガールフレンドはこの言葉に腹を立て、このコメントを聞いて笑っていたアップルビーのもとへデイヴが詰め寄ったという。

検察側のベン・モリス検事はその時のアップルビーの様子をこう説明している。「被害者はこの発言をしたわけではありませんが、この発言がおかしいと感じて被害者は笑っていました。そこへ被告が詰め寄り、被害者に頭突きをして、被害者の鼻を骨折させました」。

アップルビーは法廷で、その発言は本人に向けて発したものではない、内輪受けの発言で、女性が「過剰反応」していると主張した。また、デイヴが罵詈雑言を発する前に、いかに強硬に自分に迫ってきたか、その様子についても説明した。

「自分にその言葉を浴びせているようで、わたしに駆け寄ってくると、わたしに頭突きをしてきました」とアップルビーは説明している。

また、アップルビーは店でギネスを6パイント飲んで酔っ払っていたことは認めたが、頭突きをされるような挑発した憶えはないと話した。

その一方でデイヴはアップルビーに詰め寄ると、アップルビーとその友人らに取り囲まれる形になり、今にも殴打されると感じたので、自衛手段として頭突きを行ったと語っている。

デイヴはマーク・ロンソン・アンド・ザ・ビジネス・インターナショナルのニュー・シングル“ザ・バイシクル・ソング”を一緒に書いていて、この曲にはザ・ヴューのカイル・ファルコナーも共演している。シングルは9月27日リリース予定だ。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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