ジョン・レノンの『ダブル・ファンタジー』が、息子ショーン・レノンの描くアルバム・ジャケットでよみがえる

ジョン・レノンの『ダブル・ファンタジー』が、息子ショーン・レノンの描くアルバム・ジャケットでよみがえる - 10月6日発売 『ダブル・ファンタジー(ストリップト・ダウン・ヴァージョン)』10月6日発売 『ダブル・ファンタジー(ストリップト・ダウン・ヴァージョン)』

今年生誕70年没後30年を迎えるジョン・レノン。これを記念して10月6日には、ジョンのオリジナル・アルバム8作品の最新デジタル・リマスター盤が限定発売されるが、その中の一つ『ダブル・ファンタジー』のジャケットが、ジョンの息子であるショーン・レノンが描くイラストとなることがわかった。

アルバム『ダブル・ファンタジー』はジョンの死の直前となる1980年11月(日本は12月)にリリース。“スターティング・オーヴァー”や“ウーマン”などジョンの代表曲も収録され、本来のアルバム・ジャケットにはカメラマンの篠山紀信によって撮影された、キスをするジョンとヨーコの写真が使用されているが、今回のリマスター盤は、このジャケット写真を忠実に模写したショーンのイラストとなる。

今回リリースされる『ダブル・ファンタジー』には、従来のオリジナル音源に加え、「ストリップト・ダウン」と呼ばれる新たなバージョンを加えた2枚組仕様。このバージョンでは、ジョンの歌声が全面に押し出され、オリジナル盤以上に生々しくリアルなジョンの歌声を聴くことができるという。

10月6日にはこれら8枚のオリジナル・アルバムとボーナス・ディスクをセットにした『ジョン・レノンBOX』も限定盤としてリリースされる。こちらは篠山紀信撮影のジャケットとオリジナル音源のリマスターという従来の『ダブル・ファンタジー』が収められているが、BOXセットにはオノ・ヨーコ、ショーン・レノン、そしてジュリアン・レノンがジョンに寄せた文章を封入。「僕が音楽をやる理由はひとつしかない。父を知ることだ…」(ショーン・レノン)など、ジョンに対する想いが綴られている。

さらにこのBOXにはボーナス・ディスクとして未発表曲、未発表テイクも収録されるが、その中の未発表曲の1つ“インディア・インディア”が、現在ラジオなどでオンエアされている。
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