クリブスのライアン・ジャーマンはガールフレンドのケイト・ナッシュをめぐってツイッターでラッパーのプロフェッサー・グリーンと繰り広げた攻防について語った。
ライアンはプロフェッサー・グリーンがツアー・マネージャーを通してケイトを呼び出そうと図っていたことを自身のツイッターで批判し、プロフェッサー・グリーンを「傲慢」で「ヤリチン」と批難していた。しかし、プロフェッサー・グリーンはケイトへのモーションなどかけていないと応じ、こちらも自身のツイッターで「あんたの女となんかやろーとしてねーよ」と反論した。
ただ、一部のメディアがこのオンライン対決についての報道を煽り始めたこともあって、ライアンはNMEに真相についてこう語った。
「プロフェッサー・グリーン側の人間がケイトがライブをやっていたニューカッスル・アカデミーへ来たんだよね。で、口頭でプロフェッサー・グリーンがケイトにベタ惚れだという話をケイトのツアー・マネージャーに伝えたんだよ。でも、グリーン側は、ケイトには彼氏がいてその彼氏もその会場にいるとツアー・マネージャーに教えられたと」とライアンは説明した。
「その後、グリーン側はまた会場に連絡を入れてきて今度は『プロフェッサー・グリーンはケイトにボーイフレンドがいることも知ったので、ライブを拝見する関心も失せました』と言ってきたんだよ。どういうやつなのか知らなかったけど、こういう一方的な態度やあまりにも自己中なところが腹が立ったし、こういうのは大っ嫌いだからそれでツイッターに思ったことを書きつけてやったんだよ」
ライアンはこう続ける。「それで翌朝になったら、実はプロフェッサー・グリーンが一日中、頭の悪そうな難癖ツイートをぼく宛に書いてたことがわかって、そのまま無視することにしたんだ。どれもすごくバカそうだったし、ものすごくガキみたいな言いがかりだったからね。そういうのにいちいち応じるのも、せっかくのオフの間にやることじゃないと思ってね」。
「まあ、あっちもやり込められた気がしたんだろうね。普段だったら、自分の反感を表現するのにツイッターなんか使わないし、自分のスタイルとはちょっと違うなとは思うんだけど、でも、ああいう振る舞いや行いはね、ぼくの意見では、なんか言っとけばよかったなあって後悔しないように、きちんと警告を出すべきなんだよね」
「これでぼくが得るものなんてなにもないし、クリブスもレディング・フェスでのステージ以来、ぼくがちょっと音楽業界から離れていたいと思って、今年の間は活動も休みに入ってるし、これ以上この件を引っ張るつもりはないんだよね。それに相手と違ってぼくのキャリアはこういうゴシップに頼らなくても充分安定してるし」
「だから、この1件について自分から乗り出しているように見えると困るし、こういうことは嫌いだし、すごく安っぽいと思うんだよ。自分や自分のバンドと無縁なものだと思ってるし。だから、情報公開として今回のことを話しているだけなんだ」
「公でこのことについて発言したがっていると思われるのも困るし、これで今回の1件を煽っているようにも思われたくないから、本当にこれで最後にしたいんだ。だから、もちろん相手からの返事も要求しているわけじゃないんだよ」
プロフェッサー・グリーン側はNMEに対して、この1件について特にコメントはないと話している。
(c) NME.COM / IPC Media 2010