完璧なモータウン・カバー・アルバムとなった9月リリースのソロ新作『ゴーイング・バック』が引退作品とも囁かれているフィル・コリンズだが、自殺を真剣に考えたことがあると発言している。現在はスイスで2人の子供に恵まれて暮らしているフィルは、自身の人生を終わらせるやり方をいく通りも考えたことがあるとさえ語っている。
「銃で自分の頭を吹っ飛ばすようなことはしないけどさ」とフィルはローリング・ストーン誌に語っている。「でも、薬を大量に飲むとか、なんか痛くない方法でやりたいと思うよね。もちろん、子供を道連れにするようなことはしたくないけど」。
68年に自殺したコメディアンのトニー・ハンコックを引き合いに出してフィルはこう説明している。「60年代にあるコメディアンがこんな遺書を残して自殺してるんだよね。『いろんなことがあまりにもおかしくなりすぎた』ってさ。ぼくもね、そういうことは何度も考えたことがあるんだよ」。
フィルはまた、「フィル・コリンズというキャラクターにどうにかして終止符を打たせたい」と考えてきたことも認めている。「フィル・コリンズは失踪したとか、ホテルの部屋で死んでいたっていうことにでもしてみたかったんだよ。『そういえばさ、フィル・コリンズって今どうしてるわけ?』っていう話になったら、『殺されたらしいよ。ま、しょうがないんじゃない?』っていう感じで済まされるようにね」。
その一方で、1836年のテキサスのメキシコからの独立戦争の戦跡として有名なアラモでフィルが撮影した写真に「超常的なエネルギー」を感じるとフィルは語っている。
「まさに超常エネルギーなんだよ」とフィルは語り、ある霊媒師からはフィルが前世でアラモの戦いで命を落としていると言われたという。「あんまり頭のおかしな人みたいに思われないといいんだけどね。別にシャーリー・マクレーンみたいにスピリチュアルな方面で活躍したいわけじゃないんだけど、こういうことを信じてみることにもやぶさかじゃないんだよ。実際にその写真でなにかを感じてしまったのは否定できないし、ということは、確かに前世であの場所に行ったことがある可能性はあるんだよね」。
(c) NME.COM / IPC Media 2010