待望のニュー・アルバム『MUSICMAN』を2月23日にリリースする桑田佳祐。癌の治療による制作作業の中断を経て、遂に誕生した大傑作について、桑田が語った。掲載は、1月29日発売の「ROCKIN'ON JAPAN 3月号」。表紙巻頭特集であり、メディアに出るロング・インタビューとしてはこれが初である。
インタビューによると、全17曲という驚異的なボリュームを持つ『MUSICMAN』は、桑田の肉体から生まれた力強い音が奏でられ、しかもサザンオールスターズの存在からも解放された傑作であるという。このような力強い作品になった理由を、桑田は以下のように語る。
「俺はもう、死ぬまでサービス精神しようと思うんです。そこは譲れない。だから俺のやることはもう信用してくれと」
『MUSICMAN』にこめた思いや、完成までの道のり、癌との闘い、昨年末の紅白出演など、復活に至るまでの全真相を明かした。桑田は以下のように語る。
「(紅白出演は)あの紋付袴の姿に、すごく説得された部分があったのかもしれない。心穏やかな神聖な何かに説得させられて、あの場に立つことができた」
「ロック的なフォルムとか、よくできた音楽的なフォルムは、僕にはあんまり似合わないと思った。やっぱり歌謡的なエクスタシーを僕は追及したい」
記事にはインタビュアーである渋谷陽一による撮り下ろし写真も多数掲載。
キング・オブ・ポップ=桑田佳祐の最速復活インタビュー、お見逃しなく!