セカンドとなる新作『パラ』を5月11日にリリースするフレンドリー・ファイアーズだが、ボーカルのエド・マクファーレンは今後バンドがどれだけ持つのかわからないと語っている。
NMEとの動画インタビューに応えたエドはセカンド『パラ』は破滅が待ち構えるユートピアを描いたものだと語っていて、タイトルもある島の崩壊していく社会を描いたオルダス・ハックスリーの小説『島』をベースにしていると説明している。
「つまりは、永続はしえない楽園というものを描いているんだよ」とエドは説明する。「今この時と場所を精一杯享受して、今のこの瞬間を目一杯生きるということについてのレコードだから、いい象徴になっているかなと思ったんだ」。
さらにエドは「それにぼくの生き方もよく表していると思うし」と続ける。「このバンドもどれだけ持つのかわからないんだから、やれるうちに最大限のことはやらないとね」。
また、最新号のNMEでエドはボーイ・バンドや男性グループがこの新作には影響していたと語っていたが、今回もインシンクやヒップホップなども今回のアルバムにとっては重要な影響としてあったと説明している。
「“ショウ・ミー・ライツ”みたいなトラックとかはバックストリート・ボーイズや初期のインシンクみたいな感じがぼくにはするんだよね」とエドは語る。「まあ、いかにもよく磨き上げられたところがあるけど、でも連中にはすごくファンキィなところがあってヒップホップに影響されているところがあるから、ぼくがあんまり好きじゃない最近のチャート・ミュージックのほとんどとは違うんだよね」。
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