ルー・リードはメタリカとのコラボレーションで制作した音源について、「いまだかつてなく、誰にも成し遂げられたことのない最高峰のもの」と断定している。
ニューヨーク・マガジン誌の取材に応えてルーは今回の音源は19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したドイツの劇作家フランク・ヴェーデキントの『ルル』2部作用にかつて自分が書いたスコアをレコーディングし直したものだと説明している。
ルーはこう語っている。「俺がメタリカとレコーディングした『ルル』音源は畏怖を喚起するものだよ。いまだかつてなく、誰にも成し遂げられたことのない最高峰のものかもしれないよ。これだけで新しい惑星系が作れるよ。冗談を言ってるんじゃないし、自分のエゴが見境なくなってるわけでもないんだからな」。
ルーはさらにメタリカの助けを得た今回のバージョンは「おそらく11月までには出せる」と語っている。
メタリカは来週末イギリスのソニスフィア・フェスティヴァルに出演する予定で、ルーは今週末にホップ・ファーム・フェスティヴァルに出演予定。また、ルーは単独ライブを来週にロンドンとウルヴァーハンプトンで予定している。
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