かねてからコンゴで制作されると伝えられてきたデーモン・アルバーンの新作プロジェクトの詳細が明らかになった。現在、デーモンはマンチェスターで自身が音楽を書いたオペラ『Doctor Dee』に出演中だが、今度のプロジェクトはプロデューサーやアーティストのチームを引き連れてアフリカのコンゴへ赴き、1週間でレコーディングを済ませるものになっている。現時点でデーモンと同行するメンバーとして明らかになっている顔ぶれは、クウェス、トータリー・エノーマス・エクスティンクト・ダイナソーズ、ダン・ジ・オートメイターことダン・ナカムラ、ジャネイロ・ジャレル、XLレコーディングの社長のリチャード・ラッセル、アクトレス、マーク・アントワーヌ、ジョー・ガントンとのこと。また、今回のプロジェクトは貧困の撲滅や正義の実現のために世界各地で支援活動を行っているオックスファムとのコラボレーション・プロジェクトにもなっていて、今回の作品の収益からはオックスファムが寄付を受け取ることになっている。デーモンはかねてからアフリカやアフリカ音楽に大きな情熱を注いできていて、2002年にはコラボレーション・プロジェクトの『マリ・ミュージック』をリリース、ブラーとしては最後のアルバムになっている2003年の『シンク・タンク』の1部もアフリカで制作している。また、フェラ・クティのドラマーとしても有名なトニー・アレンらと組んだユニットではナイジェリアで2007年の『ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーン』を制作している。その一方で、『Doctor Dee』の公演を終えたあとで、ブラーの活動の可能性があるのかどうか、今のところデーモンは明らかにしていない。これまでギターのグレアム・コクソンとドラムのデイヴ・ラウントゥリーはバンドとしてそういう見通しを話し合ったことはあるがまだなにも決定していないと語ってきている。
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