アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンが名誉音楽博士に

2010年作『ファイナル・フロンティア』

昨年から最新作『ファイナル・フロンティア』の世界ツアーを敢行し、現在最終ステージのイギリス・ツアーに突入しているアイアン・メイデンだが、ボーカルのブルース・ディッキンソンは音楽への貢献を評価されて名誉学位を授かったことが明らかになった。

学位を授与したのはロンドンにあるクイーン・メアリー大学で、ブルースに名誉音楽博士号を授けたとか。実はブルースは1979年にこの大学に在籍して歴史を専攻していたこともあったのだが、ブルースによればそれは音楽をやるためのカモフラージュだったという。

「両親が満足するのはそういうことだったから、そう繕ってたんだよ。でも、ロンドンに着いたらすぐにもうバンドに入って活動を始めたんだ」

その一方で、ブルースはフェンシング・チャンピオンでもあり、さらに飛行機の操縦免許も持っている。アイアン・メイデンのマスコットの「エディー」にちなんで「エド・フォース・ワン」と命名されているバンドのツアー専用機のボーイング757機も実はブルースが自ら操縦しているという。


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