ロンドン・オリンピック開会式、ビートルズ・メンバー再結集は期待薄

ロンドン・オリンピック開会式、ビートルズ・メンバー再結集は期待薄 - 1970年作 『レット・イット・ビー』1970年作 『レット・イット・ビー』

ロンドン市内のストラトフォードで開催予定の2012年ロンドン・オリンピック開会式だが、ポール・マッカートニーは、ここでパフォーマンスを披露する「気持ちはある」と前向きな姿勢を示した。

ただ、リンゴ・スターはこの時期アメリカ・ツアーの予定が入っており、以前報じられていたような、元ビートルズのメンバーが一度限りのライブに再結集することはないようだ。

ミラー紙によれば、開会式のパフォーマンスの計画はまだ最終決定していないものの、すでに声がかかっているローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリンが演奏する可能性はまったくないという。

ポールは別件でもニュースを賑わしている。こちらのきっかけは、政治関係のリーク情報がメインの「グイド・フォークス・ブログ」に掲載された記事だ。

これによると、ポールと元妻ヘザー・ミルズとの夫婦関係が破綻に向かっていたころ、ポールがヘザーの携帯電話に残したボイスメールの内容をテレビ司会者のピアース・モーガンがこっそり聞いていたとのこと。2006年にモーガンが以下のような記事をデイリー・メール紙に書いていたことをブログはすっぱ抜いている。

「ポールがヘザーの携帯電話に残した彼女あての録音メッセージを聞く機会があった。それは心痛む内容だった。2人が仲違いをしたのは間違いなく、インドへ行ってしまったヘザーにポールは帰ってくるよう懇願していた。ひどく寂しそうな声で、惨めで必死な様子が伝わってきた。おまけに“恋を抱きしめよう”("We Can Work It Out"、原題の直訳は「ぼくたちならうまくいくさ」)まで歌っていたよ」

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