フランスを活動のベースにして、ダフト・パンク、クロメオ、MCソーラーらとのコラボレーションを重ね、ソロとしても『ラッキー・ボーイ』をリリースしていたDJメディが急死した。享年34歳だった。
メディの広報もメディの死を認めていて、これまでの報道などでは事故死であったと伝えられている。周辺情報によれば、メディは自身のユニット、カルテ・ブランシェのパートナーであるリートンの誕生パーティをパリにある自宅で開いていて、その最中に自宅の屋上から過って転落したらしいとのことだ。メディの転落に巻き込まれ、ほか2名が負傷したという。
この訃報に友人であったアーティストやDJらがツイッターでメディを悼んでいる。
BBCのラジオ1局アニー・マックは次のようにツイートしている。「DJメディを失ったという知らせに言葉もありません。メディの素敵な家族、ペドロ・ウィンターとエド・バンガー・レコードにあるだけの愛をお送りします。X」。
フローレンス・アンド・ザ・マシーンのプロデューサーを手がけるポール・エプワースは「DJメディが亡くなったと聞いてとても悲しい。ひどい1日だ」とツイートしている。ドッドラー・Tは簡潔に「Rip(冥福を)メディ。最高なやつxxxx」と悼んでいる。クロメオは「兄弟を失った。言葉がない」と偲んでいる。
イギリスのMC、エグザンプルは「RIPメディ。なんていいやつだったんだろう」とメディを振り返っている。DJエロル・アルカンは次のようにツイートしている。「ようやく実感が摑めてきた。メディと一緒にいるのはいつも楽しかった。偉大なDJと友人を失ってしまった。寂しくなるよ。RIP」。
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