6月に新作『ザ・フューチャー・イズ・メディヴァル』をリリースしたカイザー・チーフスだが、ファンが自分で選曲して自分だけのアルバムをダウンロードするというキャンペーンがたたって、新作のリリースそのものがかすんでしまったことを認めている。
新作リリース前にバンドは20曲中から10曲を選んでダウンロードするというキャンペーンをバンドのオフィシャル・サイトで展開したが、その後の通常リリース盤についてはセールスがかなり苦戦したという。
ベースのサイモン・リックスはデイリー・スター紙にこう語っている。「例の『自分のヴァージョンを選んで作ろう』のせいで、CD盤がすっかりかすんじゃって、誰もCD盤が出ていることさえ知らないんだよね」。
CD盤はダウンロード・キャンペーンの後、6月下旬にリリースされたが、ボーカルのリッキー・ウィルソンは、CD盤については本当はフェス・シーズンが終わった後に出してもらいたかったと語っている。
「レコード会社の人たちがフェスティバル・シーズンの前には出したがってたんだよね。みんなが曲を知ってられるようにって。それはそれでわかるけど、ぼくとしてはデジタル・リリースがひと段落する今くらいまではCDのリリースは待つべきだと思ってたんだ」
しかし、リッキーはバンドとしては新作については変わらずに満足していると語っている。「今度のアルバムについては変えるところなんて少しもないよ。収録曲の多様性、リリースの仕方とで、たくさんの人たちがぼくたちに対して抱いていた固定観念を変えることになったからね」。
(c) NME.COM / IPC Media 2011