ワイト島フェスのオーガナイザー、『Xファクター』的ポップ・アクトはもう出さないと語る

ワイト島フェスのオーガナイザー、『Xファクター』的ポップ・アクトはもう出さないと語る - ブルース・スプリングスティーン3月21日発売予定『レッキング・ボール』ブルース・スプリングスティーン3月21日発売予定『レッキング・ボール』

今年の6月に行われるワイト島フェスティヴァルのオーガナイザーのジョン・ギディングスは今年のフェスのラインナップを思案していくなかで、オーディション番組『Xファクター』を連想させるようなアーティストは意図的に避けたと語っている。

ワイト島フェスではこれまでパレードや『Xファクター』の審査員も務めたピクシー・ロット、エン=ダブズやアリーシャ・ディクソンなど、かなりメインストリーム・ポップ寄りのアーティストも出演させてきたが、ギディングスはこの先自分の意見を押し通せるのならR&Bアーティストは出演させてもメインストリーム・ポップ・アーティストにはもう声をかけないと語っている。

今年のラインナップについてギディングスは次のようにNMEに語っている。「今年はぼくとしてはポップ・アーティスト、それも『Xファクター』的な人たちは意図的に避けたところがあるんだ。去年は何組か出てもらったんだけど、今年はそれをやるのにきごちなさを覚えたんだよね。R&Bだったらラインナップに加わってもらって構わないし、たとえばプロフェッサー・グリーンとか、レッチ32とか構わないと思うんだけど、でも、こういう人たちってストレートなポップとは全然違うからね。ほかのフェスでもストレートなポップ・アクトがよく出てるし、そういうフェスに行ってステージ袖から観てると、なんかテレビで観た顔ばっかりだなあって思えちゃってね」。

その一方で、今年はブルース・スプリングスティーン、トム・ペティ、パール・ジャムをヘッドライナーに据えているのは意図的に年齢層を高めようとしているわけではないとも語っている。

「明らかにパール・ジャム、トム・ペティ、ブルース・スプリングスティーンとくるとぐっと年齢層の高いアーティストになるわけだけど、その一方でエルボー、エグザンプル、ノエル・ギャラガーと若くて刺激的なアーティストも揃ってるから、どっちの世界も最高峰の顔触れが揃ってるんだよ。意図して狙ったものじゃないから、ほかの顔触れもかなり多彩なものになってるんだ。ぼくたちのフェスの年齢層っていうのは大体15歳から50歳くらいまでで、エグザンプル、タイニー・テンパ、ザ・ヴァクシーンズと揃うことでどんな年齢層にも訴えることができるんだよ」

また、トム・ペティとブルース・スプリングスティーンについては長年オファーをし続けてきただけに実現して嬉しいと語っている。「今年のブッキングはいきなりたたみかけるようにいっぺんにできちゃったから、意図的なものというよりもラッキーだったっていうところがほとんどだね。ブルース・スプリングスティーンはもう何年もオファーしてきたし、トム・ペティについてはとにかくイギリスに来させようとここ10年くらいずっと頑張ってきたからね」。

また、今年は例年より2週間遅い6月22日から24日にかけて開催されるがギディングスはこれが今年だけの措置だということを明らかにして、来年からまた通常の6月上旬に戻ると語っている。

「これは今年だけの話で、学校の学期が今年はずれ込んでいて、会場の一部が学校の敷地とかぶっているところがあるからなんだ。学校とはかち合いたくないし、フェリー会社からもとても対応しきれないっていわれたんだよ」

(c)NME.COM / IPC Media 2012
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