最終的な仕上げに入っていると伝えられていたザ・スマッシング・パンプキンズの新作『Oceania』が6月18日にリリースされることになったことが明らかになった。

このアルバムはビリー・コーガン率いるスマッシング・パンプキンズが2009年から断続的に楽曲をリリースしてきている総数44曲によるプロジェクト『Teargarden by Kaleidyscope』における「作品中作品」だとビリーは語っていて、バンドにとっては8枚目のフル・アルバムとなる。

また、リリースはビリーのマーサズ・ミュージックと契約したEMIが請け負うことになったと明らかになっていて、EMIレーベル・サーヴィスのマイク・ハリスは今回の合意について次のように発表している。「『Oceania』のリリースをもってザ・スマッシング・パンプキンズとEMIとの長い絆をさらに一歩進めることができて大変幸いに思います。EMIでは全社員を挙げてビリー・コーガンとバンドのヴィジョンと音楽を世界中のみなさんに届けていくお手伝いに邁進していきたいと考えています」。

昨年の12月の時点でビリーは『Oceania』がここ15年以上にわたるバンドの最高傑作で、1995年の『メロンコリーそして終わりのない悲しみ』以来の出来だと語っている。また、ビリーは今年地元シカゴで高級ティーハウスの開店と自身のプロレス団体の旗揚げも予定している。

『Oceania』のトラックリストは以下のとおり：
'Quasar'
'Stella P And The People Mover'
'Panopticon'
'The Celestials'
'Violet Rays'
'My Love Is Winter'
'One Diamond, One Heart'
'Pinwheels'
'Oceania'
'Pale Horse'
'The Chimera'
'Glissandra'
'Inkless'
'Wildflower'


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