先頃、オフィシャル・サイトをリニューアルしたビヨンセだが、『ビルボード』誌が各種SNSサイトの動きから最も人気のあるアーティストを調べてあげているソーシャル50チャートで49位から一気に17位までとランクを上げていることが明らかになっている。
ビヨンセは4月5日にオフィシャル・サイトを刷新し、さらにSNSサイトのタンブラーで写真ブログも同時に立ち上げてネットで大反響を呼んだが、この報せを伝えたのが、それまでまったくツイートのなかったビヨンセのツイッター。ビヨンセはアカウントを獲得してから5年間まったくツイートをしないまま、フォロワーが350万人を越えるというツイッターでも有数のアカウントになっていただけに、その最初のツイートは当然大騒動を引き起こしたとビルボード誌は解説している。
また、写真ブログの方もヴィジュアル展開を重視するタンブラーの特性をフルに活かしたものになっていて、オフィシャル・ページともほとんど一体化したような連動をしている。ビヨンセのソロ・アルバム収録曲もオフィシャル・サイトではすべてストリーミングできる機能なども備えていて、写真ギャラリーなどはやはりタンブラーと連動した鑑賞しやすいつくりになっている。このウェブ関係の立ち上げでビヨンセのファン層獲得率は114パーセントもの増加をみせたと推定されているとか。
その一方でマドンナは14位から47位にランクを下げ、『MDNA』のアルバム・セールスも84パーセント減を記録してチャート1位から8位へと転落。この急降下はマドンナのSNS活動がここにきて疎かになっていることと連動していて、ファン獲得率102パーセント減、エアプレイ12パーセント減、プロフィールへのアクセス数80パーセント減などといった数字に繋がっているとビルボード誌は伝えている。
そのほかではジャスティン・ビーバー、LMFAO、リアーナが先週に引き続いてそれぞれ1、2、3位でテイラー・スウィフトも9位のまま。イギリスのアイドル・グループ、ワン・ディレクションが6位から4位へ上昇、ケイティ・ペリーが4位から5位へと下げ、レディ・ガガが7位から6位へとランクアップ。新曲"ビーズ・イン・ザ・トラップ"のヴィデオがすでに11万ヒットを記録したニッキー・ミナージュが10位から7位へと上昇し、アデルとスクリレックスがそれぞれ5位から8位、8位から10位へとランクを下げた。
ニッキー・ミナージュの"ビーズ・イン・ザ・トラップ"のヴィデオはこちらから→
“http://www.youtube.com/watch?v=EmZvOhHF85I”