2003年にアルバム『パーミッション・トゥ・ランド』でデビュー。全英チャートの2位に初登場の後に、見事1位を獲得。翌年の英国最高の音楽賞ブリット・アウォードでは最優秀アルバムを含む3部門を受賞するなど、一躍トップ・バンドの仲間入りを果たし、時代の寵児となったザ・ダークネス。

2005年にはセカンド・アルバム『ワン・ウェイ・チケット・トゥ・ヘル…アンド・バック』をリリースするも、メンバーの脱退など様々な問題が起こり、2006年には事実上の解散状態となっていましたが、2011年3月、突如オリジナル・メンバーでの再結成ライヴを行うことが発表され、6月にUKのダウンロード・フェスティバルに出演。その後10月には日本のラウドパーク11へも出演し、大勢のファンに熱狂を持って迎えられた。

そのザ・ダークネスが、7年振りとなるサード・アルバムを完成させた。『ホット・ケイクス』と名付けられた今作は、ジャスティンとダンのホーキンス兄弟に加え、前作ではレコーディング・エンジニアを務めていたニック・ブラインが共同プロデュースを担当。そしてピンク・フロイドやキッス、ピーター・ガブリエル、アリス・クーパーといったアーティストたちの歴史的名盤に携わってきたことでも知られるボブ・エズリンがミックスを担当している。

今作についてジャスティン・ホーキンスは「『ホット・ケイクス』には、ファースト・アルバムみたいな心地良いヒリヒリ感があって、時にはセカンド・アルバムにも似たゴージャスな瞬間を伴うことすらある。新曲はどれも自信作だから早く皆に聴いてもらいたいよ。ツアーでは既に何曲かやったけど、新曲をやる度に、俺らとファンによる熱狂的な愛の儀式の渦に巻き込まれていくような感じなんだよ。発売日は俺ら全員にとって、とってもスウィートな日になるはずさ。最新作にはレディオヘッドのカバーも入れた。昔からよくライヴでプレイしてて、ザ・ダークネス・ヴァージョンの決定版としてリリースしたかったのさ。」と語っている。

先ごろ、バンドの公式サイトで先行公開されていた“ナッシンズ・ゴナ・ストップ・アス”に続き、ティーザー・シングルとなる“エヴリ・インチ・オブ・ユー”の配信もスタートしました。

今夏、ガンズ・アンド・ローゼズのスペイン公演でサポート・アクトを務めるほか、先日の来日公演も話題となったレディー・ガガのヨーロッパ・ツアーに帯同することも発表されている。

・「ナッシンズ・ゴナ・ストップ・アス」のPVはこちら

・「エヴリ・インチ・オブ・ユー」歌詞入りビデオはこちら

■リリース情報
ザ・ダークネス
『ホット・ケイクス』
8月15日発売予定
HSE-30292
1. Every Inch Of You
2. Nothin’s Gonna Stop Us
3. With A Woman
4. Keep Me Hangin’ On
5. Living Every Day Blind
6. Everybody Have A Good Time
7. She Just A Girl Eddie
8. Forbidden Love
9. Concrete
10. Street Spirit (Fade Out)　（レディオヘッドのカバー曲）
11. Love Is Not The Answer