ドラム・テクニシャンのスコット・ジョンソンが亡くなり、ほか3名が負傷したレディオヘッドのステージ崩落事故の影響で、彼等はライヴを7日分順延することになった。
事故のあった16日は北アメリカ・ツアーの最終日となっており、バンドは30日からヨーロッパ・ツアーに乗り出す予定になっていたが、事故によって「ユニークな」効果を出していた照明装置とアンプやスピーカー類などの機材もすべて破損したため、その準備をする間のライヴを順延せざるを得なかったとのことで、次のような声明が発表されている。
「今回の事故によって引き起こされた悲しみや衝撃を乗り越えるためだけでなく、実際の不都合も多々発生しております」
30日のローマ公演、1日のフィレンツェ公演、3日のボローニャ公演、4日のコドローイポ公演、6・7日のベルリン公演、9日のサントリフォン公演がそれぞれ順延になったことが発表され、新しい日付や払い戻し情報などは追って発表されるという。
10日のフランスのニーム公演からツアーは予定通り再開されるそうだ。
なお、この事故をめぐってはレディオヘッドを代理しているティッカー・テープ・ツーリングなど、この日のライヴに関わっていた4社がカナダ労働省から調査への協力を要請されていることが明らかになっている。
調査は主にライヴの興行主だったライヴ・ネイションが対象になるが、オプテックス・ステージング・アンド・サーヴィス、ナフコ・スタッフィング・ソリューションズ、ティッカー・テープ・ツーリングも調査されることになるとのことだ。労働省はすでにステージの設計図も入手しているという。
なお、ステージが崩落した開場の約1時間前には4万人迎える予定だった会場の外にすでに観客の行列ができ始めていたという。事故後、間もなくして救急隊が到着し会場一帯は封鎖された。今回の事故で被害を受けたのは全員、機材の設定を担当していたスタッフだった。
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