マドンナはスコットランドのエディンバラで行われたライヴで、機関銃と拳銃を振りかざすパフォーマンスについて警察から自粛するようにという勧告を無視して予定通りに行った。
今回のツアーでは機関銃と拳銃を使った振付がライヴのなかで盛り込まれていて、ロンドンのハイド・パークでのライヴでも披露していたが、この日のマレーフィールド・スタジアムでのライヴについては地元の警察が機関銃と拳銃を使ったパフォーマンスを自粛するようにとマドンナ側に勧告していた。
勧告はコロラド州オーロラ市で7月20日に起きた銃乱射事件以前に行われたもので、事件後、警察は再度勧告を発動したと『デイリー・レコード』紙が伝えている。同紙によれば、マドンナが無視した場合にはライヴを中断させるという内部情報もあったらしいが、実際にライヴはなんの支障もなく行われることになった。なお、今回はマドンナにとって初のスコットランド公演となった。
銃器に反対する母親の会の代表は『デイリー・レコード』紙に次のように語っている。「マドンナとダンサーたちが拳銃のレプリカを使って踊る振付はとても趣味の悪いものですが、今回のコロラドの事件を受けてさらに酷いものになっています。もっと良識っていうものがないんでしょうか」。
また、この日マドンナは珍しく夕方の5時10分に会場入りして短いリハーサルも行い、サウンドチェックの間にスタッフに早目に会場入りしたことを詫びたという。そして、ライヴそのものを通常よりは30分早い午後8時30分から開演することを告げたとか。その際、マドンナはブルース・スプリングスティーンがハイド・パークのハード・ロック・コーリング・フェスティヴァルで電源を切られたことにも触れたそうだ。
「ちょっといくつか曲を早目におさらいしようかと思って。スコットランドに来られて嬉しい。でも、こちらの法律によって電源を切られるようなことになるかもしれないから、もし切られたら、みなさん、地元の国会議員に苦情の手紙を書いてね」
(c) NME.COM / IPC Media 2012