ビーディ・アイのリアム・ギャラガーはプレゼンターとして9月4日に行われた今年のGQメン・オブ・ザ・イヤー賞授賞式でロンドン・オリンピックの自転車競技金メダリストのブラッドリー・ウィギンズに特別功労賞を授与した。
今年の授賞式ではラナ・デル・レイがウーマン・オブ・ザ・イヤー賞に、ロビー・ウィリアムズはアイコン・オブ・ザ・イヤー賞に輝いた。ソロ・アーティスト・オブ・ザ・イヤー賞にはタイニー・テンパー、レジェンド・オブ・ザ・イヤー賞にはトム・ジョーンズ、敢闘賞にはテイク・ザットのゲイリー・バーロウが輝いている。
偉大な男とはどういう人物を言うのかという問いにリアムは次のようにブラッドリー・ウィギンズを称えた。「明らかにさ、たとえば、必ず1日に1回くらいは奥さんの足をマッサージしてあげて、犬の散歩もやって、ディッシュウォッシャーも担当して、それでもってものすごい速さで自転車を駆って金メダルを獲るようなやつだよね」
熱烈な音楽ファンでモッズとしても知られるウィギンズは最近『NME』にプレイリストを掲載したことでも知られるが、トレーニング中にザ・フーを聴いていると知ったロジャー・ダルトリーは先頃ライヴでウィギンズをステージにまで招待したいと語っている。
ショートリスト誌の取材に応えてロジャーはステージに招待したいのは、イギリス人として初めてトゥール・ド・フランスも制しているウィギンズへの敬意からやりたいのだと語り、トレーニング中にザ・フーをインスピレーションとして聴いてもらえていることはとても光栄なことだと説明している。
「トレーニングをやっている間にザ・フーを聴いてもらえているとは、なんて光栄なことだろう。いつかステージに出てきてもらいたいよ。来たいと思うライヴにはいつでも歓迎する名誉招待客だよ。生涯バックステージ・パスものだね」
ウィギンズはプレイリストにザ・フーの"恋はヒートウェーヴ"のほか、ザ・スミスの"ザ・ヘッドマスター・リチュアル"やザ・ジャムの"イン・ザ・シティ"なども選出している。
ウィギンズのプレイリストは以下のとおり:
Paul Weller - 'Whirlpool’s End'
Dr Feelgood - 'In The City'
The Who - 'Heatwave'
Nolan Porter - 'Keep On Keeping On'
The Smiths - 'Headmaster’s Ritual'
Paul Weller - 'Stanley Road'
The Jam - 'In The City'
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