グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングは新作『ウノ!』『ドス!』『トレ!』の3部作の背景について「アルバムを作るということが、最早失われたアートの形になっている」と語っている。
バンドは9月26日に3部作となる新作の第1作目『ウノ!』をリリースし、その後順番に11月に『ドス!』、来年1月に『トレ!』をリリースしていく予定になっているが、ビリーは『クラシック・ロック』誌に新作への思いとアルバムへのこだわりを次のように語っている。
「もともと変化と新しい時期へと移っていくタイミングだったんだよね。そういう時にはシンプルな曲を一曲ずつ小出しにして、なんだって少な目の方がいいのに、俺たちはアルバム3枚も一度にやっちゃったわけで、しかも全部まとまって繋がっているっていう大作になっちゃったんだよ。俺たちとしてはものすごくハードにロックし、ものすごくハードに騒いで、その背後にたくさん意味が込められてる作品を作りたかったんだ。それと、たくさんソウルも込められたものをね。そして、嬉しいことにそんな作品が作れた感じなんだよ」
さらにビリーはこう続けている。「俺たちは伝統に則ってるバンドで、曲を書いて、メロディを書いて、それをものすごくハードにロックするバンドとしてやるんだよ。ザ・ビートルズ、ザ・フー、70年代のイギリスのパンク、ザ・ラモーンズ、ボウイのような70年代のグラム・ロックとか、そんな影響がどこもかしこにも表れてるんだ」
「ロックンロール・コラージュといってもいいものだよね。そもそもアルバムを3枚出すこと自体がものすごい大きな主張になってるわけで、っていうのも、今の人たちはみんなあまりにもシングルってものの中毒になってるからね。しっかりアルバムを作るというのはもう失われてしまったアートの形のようなものなんだよ。でも、俺たちの原点にはアルバムを作るってことがあるわけで、俺たちの好きなバンドはみんなすごいアルバムを作ってきてるからなんだよ」
なお、バンドは9月から2月まで北アメリカ・ツアーに乗り出すが、来年の6月1日にはロンドンのエミレイツ・スタジアムでの公演も決定している。
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