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    スリップノットのコリィ・テイラー、デイヴ・グロールのドキュメンタリー・プロジェクトについて語る

    スリップノットのコリィ・テイラー、デイヴ・グロールのドキュメンタリー・プロジェクトについて語る

    スリップノットのコリィ・テイラーはデイヴ・グロールとのコラボレーションについて明らかにしている。

    今月、ストーン・サワーの新作をリリースするコリィだが、2月にツイッターでデイヴとニルヴァーナのプロデューサーとして知られるブッチ・ヴィグとのコラボレーションでトラックを完成させたことを明らかにしていた。

    これはデイヴが手がけているロサンジェルスのサウンド・シティ・スタジオのドキュメンタリー・プロジェクトの一環とされており、ここにきてコリィはアメリカのFM放送の98KUPD局にこの時の作業について明らかにしている。

    サウンド・シティ・スタジオはニルヴァーナの『ネヴァーマインド』のほか、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのファーストやフリートウッド・マックの『噂』など、数々のロックの名作がレコーディングされたスタジオとして知られているが、このスタジオをめぐるデイヴのドキュメンタリー・プロジェクトについてコーリーは次のように語っている。

    「デイヴ・グロールからメールが来てね、基本的にデイヴが取りかかっているものすごいスケールのプロジェクトについてのものだったんだ。デイヴは大勢の連中がレコーディングを行ってるサウンド・シティ、俺たちも『アイオワ』をそこで作ったんだけど、そのサウンド・シティのスタジオのコンソールを買ってて、そのコンソールのドキュメンタリーを作ってるんだよ。それで俺もデイヴの『このコンソールでどれだけの作品が作られたのだろうか』っていうテーマがすごく気に入ったんだよね」

    「デイヴが曲を書いて、俺にそのデモを送ってくれて俺も『これはすごい』って感じて、最初に閃いたものをそのままレコーディングしたんだよね。でも、デイヴもデイヴで俺が実際にレコーディングしにいくまで俺が送った音を確かめたりはしなかったんだよね」

    「スタジオで俺が実際にその歌を提供するとデイヴも『すげえ』って喜んでくれて。オールド・スクールなやり方で、2インチ・テープで何度もテイクを録ったんだよ。デイヴはアナログ・サウンドが大好きなんだよね。それにあのコンソールを使うとすごいんだよ。音が歌い出すっていうか。本当にすごかったよ」

    デイヴのドキュメンタリーやサウンドトラックの公開時期やリリース時期については現在のところ明らかになっていない。

    (c) NME.COM / IPC Media 2012
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