奥田民生「ふたりのまんまやってるらしいって話でね。だから、手伝えりゃいいかなと」
橋本絵莉子「これからも、なんかあったら誘っていいですか(笑)」
奥田民生とチャットモンチーによる対談が、発売中の『bridge』73号にて実現した。もともと同じ事務所に所属し交流のあった両者だが、今年9月にリリースされたチャットモンチーのシングル『コンビニエンスハネムーン』を民生がプロデュース。関係性がさらに深まったこのタイミングで、3人はbridgeに登場している。様々なテーマについて和気藹々と語り合った全18ページに亙るロングインタヴューだ。
奥田「確か前は3人いたんじゃなかったっけ? 詳しいだろ?」
橋本絵莉子・福岡晃子「詳しいー!(笑)」
奥田「3人だったような気がするね、うん。2、3人だとは思ってたけど(笑)」
対談は上記のようなリラックスしたやり取りから始まっているが、次第に話題は広がり、交流が始まった当初のエピソードから、シングル『コンビニエンスハネムーン』について、レコーディング現場で改めて感じたお互いの凄さ、さらには今のチャットが感じるバンドとしてのあり方についてまで、多くのテーマを語っている。
そして、今回の対談ではbridge恒例のアンケートも実施。「相手とコラボレーションして一番びっくりしたことは?」という質問に対し、チャットモンチーのふたりはコラボを通して感じた民生の印象を語っている。晃子は「余裕ありすぎる!!」と解答、インタヴューの中でも「ほんまに全然動かないじゃないですか。ほんまに、岩!みたいな感じ(笑)。……超存在感がある、岩って感じやったんですよ」と振り返っているが、絵莉子は「歌詞について何もふれられなかった」とこたえている。その理由を次のように語る。
絵莉子「結構今までの方、(歌詞に)ふれられることが多くて。アドバイスも然り。そういうもんだと思ってたんですけど、異常がなかったということで」
民生「異常がなかったですよ。え? 歌詞かぁ。うん……今気付いた。はははははは!」
晃子「おんなじものを弾くのでも、ギター重ねる時にポジション替えて弾くっていう、そういう根本的なこともやったことなくて。そん時に久々に動いてた、民生さん(笑)。『ちょっとこれ……』って、うわ、ってなって。やっぱりギターは動かれるんですねえ」
民生「(笑)あったりまえじゃ!」
一見緩やかだが実は音楽的に奥深い部分にまで踏み込んだ、濃厚なインタヴューとなっている。
加えて、今回の対談ではチャットのふたりのリクエストに応える形でゴルフ練習場での写真撮影を敢行。笑顔が絶えない3人の姿をとらえた、他では見ることのできないヴィジュアルにも注目だ。