クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの新作レコーディングに元ベースのニック・オリヴェリが参加

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの新作レコーディングに元ベースのニック・オリヴェリが参加

かつてクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのベースとヴォーカルを担当していたニック・オリヴェリはバンドの新作制作に参加し、ヴォーカルを提供しているという。

ニックは2004年に交際相手に働いたDVが原因でバンドを脱退したが、ジョシュ・オムとの行き来はその後も続けていて、11月28日に自ら率いるモンド・ジェネレーターのフェイスブック・ページでクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの新曲用にヴォーカルをレコーディングしたことを次のように明らかにしている。

「ニュース:ニックがカイアスに再加入し、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの新曲用にヴォーカルをレコーディングで提供! 追って続報をお知らせします」

実はニックは昨年にもDV事件を起こしていて、DVのほかにも武器や薬物の違法所有の容疑も問われていたが、今年の8月に最高で15年の刑もありえた今回の容疑を免れることになっている。ニックは検察との交渉の結果、3年間の保護観察を受け、社会奉仕活動に200時間従事し、さらにアンガー・マネジメント治療のセッションを52週間にわたって受けることで、判事の承諾とともに訴えを取り下げられることになった。

なお、2007年の『エラ・ヴルガリス』以来となる新作にはフー・ファイターズのデイヴ・グロールやナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーも参加していることがこれまで明らかになっている。

デイヴはフー・ファイターズがしばらく休養に入ることも明らかにしていて、今回のクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの新作ではバンドを去ったジョーイ・カスティロの代役としてドラムを務めている。また、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは来年のダウンロード・フェスティヴァルへの出演のほか、ポーランドのフェスティヴァルへの出演をすでに明らかにしている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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