ナイル・ロジャーズ、今年の春までにはダフト・パンクの新曲は出ると語る


70年代ディスコを代表するユニット、シックのギターのナイル・ロジャーズは、自身も参加しているダフト・パンクの新作について、今年中にリリースされるだろうと明らかにしている。

ここにきてアメリカのコーチェラ・フェスティヴァルやスペインのプリマヴェーラ・フェスティヴァルへの出演の噂などが出回り始めているダフト・パンクだが、ナイルは自身のブログでダフト・パンクのこの先の活動について明らかにしているとギグワイズが伝えている。

ナイルは年末年始にも来日公演を行ったばかりだが、「2013年は退屈ではないはず」というタイトルの書き込みで早くも今年の日本公演を実現させようと準備していると明らかにしていて、4月をめぐる思い出をやたらと引き合いに出しては今度の来日公演も4月なのではないかとほのめかしている。さらにその頃にはどんなことが行われているのかということについて次のように説明している。

「俺が日本に行った頃には俺とダフト・パンクのコラボレーションもリスナーに聴かれているはずだし、それとここ数か月俺が一部のアーティストらと制作してきた楽曲も聴かれてることになるはずだよ」

また、ナイルは2011年に震災直後の4月に来日公演を行ったことと絡めて、日本の4月の思い出について次のように語っている。

「日本の4月というのは甘くもまだほろ苦い季節で肌寒いんだけど、日本の人たちというのはこの甘さのみを忠実に強調するんだよね。俺の場合はね、祝って盛り上がって俺と純粋に楽しみたいというお客さんが必ず詰めかけてくれるのは保証されてるからね」

なお、ダフト・パンクは先頃、音楽サイトのソングキックのメルマガで今年のコーチェラ・フェスにザ・ローリング・ストーンズらと出演すると記載されていたが、その後、この情報は同サイトによって訂正されている。また、今年のプリマヴェーラ・フェスにもヤー・ヤー・ヤーズやフランク・オーシャンらと出演する予定になっているという情報が流出していると取り沙汰されている。

その一方で毎年ワイト島で開催されているベスティヴァルを運営しているロブ・ダバンクは出演交渉の打診をしたところ、ダフト・パンクは2013年にはツアーはしないと伝えられたことを明らかにしている。

ナイルのブログはこちらから→
http://www.nilerodgers.com/blogs/planet-c-in-english/2588-2013-won-t-be-boring