オジー・オズボーン、制作中のブラック・サバスの新作『13』はキャリアにおいて最重要のアルバムかもしれないと語る

オジー・オズボーン、制作中のブラック・サバスの新作『13』はキャリアにおいて最重要のアルバムかもしれないと語る

オリジナル・ラインナップ3人による新作を仕上げているブラック・サバスは新作の特報動画を公開していて、この中でオジー・オズボーンは新作が自分のキャリアでも最も重要な作品になるかもしれないと語っている。

「ブラック・サバスはラジオで聴けるような音楽は書かないんだ。俺たちは音楽作品を書いてるんだよ」とオジーは説明し、次のようにも続けている。

「俺としては今っぽい音もほしかったけど、あのブラック・サバスとしてのヴァイブもほしかったんだね。このブラック・サバスのアルバムはかなりの確率で俺のキャリアでも最も重要なアルバムになる可能性が高いよ。とにかく、ブラック・サバスとしてのアルバムがじきにリリースされることは俺が保証するよ」

今年に入ってからバンドは今回の新作が『13』というタイトルになり、6月にリリースされることを発表しているが、新作は1978年の『ネヴァー・セイ・ダイ』以来、初めてオジー、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラーというオリジナル・メンバーのうちの3人が揃った作品となる。

レコーディングは当初ロサンゼルスで行われ、プロデューサーにはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、リンキン・パーク、メタリカらを手がけたリック・ルービンを迎えていたが、トニーがリンパ腺腫を発症したため、その後の作業はイギリスでトニーの治療に合わせて行われていた。なお、オリジナル・ドラマーのビル・ウォードも当初参加することになっていたが、契約面でのこじれからビルは今回の再結成から離脱し、ドラムはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのブラッド・ウィルクらが務めている。

また、昨年11月の時点でトニーは作品のために15曲を書いたことを『ザ・ガーディアン』紙に明らかにしていて、次のように語っていた。

「15曲書いて、どれもしっかり演奏してみてるけど、今はそれをレコーディングしてる段階なんだよ。現時点では6曲録り終わってるところだよ」

さらに新作リリース前にバンドは春にツアーを予定していて、オーストラリア、ニュージーランドを周り、日本ではオズフェストに出演する。

スタジオでの様子を追った特報動画はこちらから→

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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