ブラック・サバスのトニー・アイオミ、ブライアン・メイとギター・リフ・コンピを制作していることを明かす


ブラック・サバスのトニー・アイオミはクイーンのブライアン・メイとギター・リフの音源を制作していて、それを素材に聴き手が曲を完成させるアルバムを考えていることが伝えられている。

元々この取材は『ケラング!』誌がブライアンについて行ったもので、ギタリスト仲間数人がブライアンに質問をぶつけるという企画になっていて、トニーの「一緒に作ったあのリフ・アルバム、いつ出すんだよ? どのアルバムの話かわかるでしょ」という質問にブライアンは「ああ、そのアルバムね、よくわかってるし、すごくやりたいんだ、それ。トニーの言ってるそのアルバムは秘密裏でやるはずだったんだけど、口を滑らしちゃったようだな!」と答えている。

ブライアンはトニーのスタジオを訪れた際、使われていない音源があまりに貯まっていて圧倒されてしまって、このアルバムの企画を思いついたと次のように語っている。

「そこからなんかコンピレーションが作れればいいんじゃないかと思ったんだ。アイディアとしてはこうしたリフをある程度まで整理して、でも、聴き手がそこから自分の曲を作れるようにしたいってことなんだね。そうしたら、トニー・アイオミがギターを弾いてる自分の曲が作れるんだよ!」

リリース時期などはまだ明らかにされていないが、トニーは現在、オジー・オズボーンとギーザー・バトラーと35年ぶりに制作したブラック・サバスとしての新作『13』の仕上げにかかっていると伝えられている。『13』はリック・ルービンをプロデューサーに迎えていて、6月にリリースを予定している。