ステレオフォニックス、新作で『007』シリーズのオーケストラを起用
2013.02.27 19:00
本日2月27日に3年振り8作目となるニューアルバム『グラフィティ・オン・ザ・トレイン』をリリースしたステレオフォニックスだが、同作で『007』シリーズのオーケストラが起用されていることが明らかになっている。
『グラフィティ・オン・ザ・トレイン』でストリングスアレンジを担当しているのは映画『インディペンデンス・デイ』や『007』シリーズのスコアで有名なイギリス映画音楽界の第一人者デヴィッド・アーノルド。さらに、氏の作品では必ず指揮を執るニコラス・ドッドの下、『007』を担当してきたオーケストラが起用されている。
フロントマンのケリー・ジョーンズは新作に以下のコメントを寄せている。
「昔からやりたかったことがいろいろあって。例えば映画のシナリオや短編小説を書くとか、これまでと違う音楽を作るとか。8作目にして“またステレオフォニックスのアルバム”と呼ばれるようなものは作りたくなかったんだ。今回はもっと深い所まで掘り下げてみたかったから、そのためには一度旅をやめないとダメだと思って」。彼らはアルバムリリース、ツアー、そしてレコーディングという2年サイクルの生活をデビュー以来一度も崩さず続けてきたのだが、それを今回初めて断ち“リセット期間”を設けたのだという。「ツアーを1年間やらなかったのは大きかったよ。自分たちのスタジオも作れたしね。『007』の主題歌のオファーがあれば、今なら喜んで引き受けるよ」
また新作から3曲制作されているビデオクリップのうち“ヴァイオリンズ・アンド・タンバリンズ”のビデオの監督をケリー自ら手がけているのも話題となっている。
3曲のビデオクリップは以下で観ることができる。
“ヴァイオリンズ・アンド・タンバリンズ”
“イン・ア・モーメント”
“インディアン・サマー”
