クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オム、デイヴ・グロールとのレコーディングについて語る

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オム、デイヴ・グロールとのレコーディングについて語る

新作『ライク・クロックワーク』を5月29日にリリースするクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジだが、ジョシュ・オムは今回のレコーディングにドラムとして参加したフー・ファイターズのデイヴ・グロールについて語っている。

BBCラジオのゼイン・ロウの番組に出演したジョシュはデイヴについて次のように語っている。

「デイヴとは特別な関係があるんだよね。デイヴのことは19歳の頃から知ってるし。デイヴはいいものをすごいものにしてくれるんだ。なにかがありきたりな出来でもそれをすごいものにしてくれるんだよ」

新作『ライク・クロックワーク』にはデイヴのほか、アレックス・ターナー、トレント・レズナー、エルトン・ジョンやシザー・シスターズのジェイク・シアーズらも参加しているが、アレックスと自身の関係についてジョシュは「アレックスと俺はバイクに乗って、乗り回す仲なんだよ」と説明している。

さらにアルバム中の"Kalopsia"という曲はアレックスに触発されて書かれた曲だと語っている。

「数年前にアレックスに電話を入れたことがあって、ちょうどアルバムを作れるかなってその可能性について考え始めた頃で、『いい歌詞のフレーズをお願いするよ!』って持ちかけたんだ」

「すると、それにアレックスが『カロプシア』って応えてきたんだよ。それで『それってどういう意味?』って訊いたら、『すべてのものが実際よりも美しく見える状態』ってアレックスは答えたんだよね」

また、ジョシュは実際にはナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーにプロデューサーを依頼したがっていたのだが、結局、自分たちのプロデュースに終わったことも明らかにしている。さらにレコーディングそのものについては次のように語っている。

「何回かに一回、すごく大変になったりするんだよね。別に目的地が決まってるわけじゃなくて、ただ前に動いていくことをドキュメントしていくようなものなんだよ。今回はかなりしんどい作業になったし、このまま放り出しちゃうこともできるし、そのまま突っ込んでいくかどうかの選択だったわけでね。あんまりザ・ビートルズ風になっても困るんだけど、レット・イット・ビー(成り行きに任せる)しかなかったんだよね」

なお、新作からのファースト・シングル"My God Is The Sun"は4月8日にBBCで公開されている。


アルバムの詳細は以下の通り。

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ
『ライク・クロックワーク』
BGJ-10176
5月29日発売
1. Keep Your Eyes Peeled
2. I Sat By The Ocean
3. The Vampyre of Time and Memory
4. If I Had A Tail
5. My God Is The Sun
6. Kalopsia
7. Fairweather Friends
8. Smooth Sailing
9. I Appear Missing
10. …Like Clockwork
+ボーナストラック収録予定

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