クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オム、アレックス・ターナーは今活躍する最高のソングライターの一人と語る
2013.04.26 21:45
5月29日(水)に新作『ライク・クロックワーク』をリリースするクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジだが、ジョシュ・オムは新作に参加しているアレックス・ターナーについて、今活躍しているソングライターや作詞家のなかでも最高峰の一人だとしていて、「俺がシェフィールドで生まれてたらきっとアレックスとつるんでたはずだ」と語っている。
BBC6の取材に応えてジョシュは、アレックスのほか、デイヴ・グロール、シザー・シスターズのジェイク・スピアーズと作業を重ねるのがどういう体験だったかを次のように語っている。
「この連中は俺の友達だから、ね友達に会うっていう意味でも、すごくいい機会になるわけだし、しかも、まったくタイプの異なるものすごいワーカホリックな奴が3人揃ってるわけだからね。つまり、みんな忙しくて会えない時は『あのさ、俺んとこ来てヴォーカルやってくれないかな?』って声をかけるのが一番なんだよ」
「俺は自分についてもワーカホリックだと思ってるし、俺のやり方っていうのは、自分をさかさまにして足からぶら下げて、濡れたセーターを乾かすようにぎゅうーって絞っていくわけで、他の人たちにも同じことを要求するわけで、というのもそうすることで一番いいものが搾り出せると思ってるからなんだよ」
さらにエルトン・ジョンとのコラボレーションについては次のように振り返っている。
「エルトンはものすごく刺激を受けたみたいで、あまりに興奮しちゃってそれで戻ってきたくらいなんだよ。『そっち行って、また歌いたいんだけど』っていう感じだったよ」
また、2004年にバンドを実質的にクビになったニック・オリヴェリも新作に参加しているが、これについては次のように説明している。
「ニックと俺は8年前に別れたわけだけど、その3か月後にはもうニックと会ってたわけで、それはニックと俺がそもそもは友達だからで、どうもそこが他の人にはよくわからないところらしいんだよね」
「ニックは自分の作品も俺のスタジオで制作してるし、アナログ盤を何枚か返してもらうんで、スタジオに寄ってもらった時についでに『バック・コーラスでもやってやろうか?』って冗談で声をかけてきたんだけど、それを俺が『いや、実はマジで必要なんだよ』ってお願いしたんだよね」
新作『ライク・クロックワーク』は10曲を収録していてカリフォルニア州バーバンクのピンク・ダック・スタジオでレコーディングされ、ジョシュとバンドがプロデューサーを務めている。レコーディングのエンジニアはマーク・ランキンとジャスティン・スミスが務めている。
なお、バンドは6月にイギリスのドニントンで開催されるダウンロード・フェスティヴァルへの出演を予定している。
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