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    ダフト・パンクの"ワン・モア・タイム"を歌ったハウスDJ、ロマンソニーが腎不全で他界

    ダフト・パンクの"ワン・モア・タイム"を歌ったハウスDJ、ロマンソニーが腎不全で他界

    ハウスDJやプロデューサーとして活躍し、ダフト・パンクの"ワン・モア・タイム"のヴォーカルを担当したロマンソニーことアンソニー・ムーアが5月7日に45歳で他界した。ロマンソニーの家族は死因が腎不全によることを明らかにしていると『スピン』誌が伝えている。

    ロマンソニーは1992年から自身のブラック・メール・レコードを立ち上げ、97年に『Romanworld』をリリースし、その後99年に『Instinctual』、00年には『R.Hide in Plain Site』などの作品をイギリスのレーベルから発表。ダフト・パンクの01年発表のセカンド・アルバム『ディスカバリー』にも参加し、"ワン・モア・タイム"や"トゥー・ロング"にヴォーカルを提供し、作曲クレジットも受けている。特に"ワン・モア・タイム"は00年代序盤を代表する大ヒット曲ともなった。

    その後もロマンソニーは様々なアーティストとのコラボレーションを続け、最近ではボーイズ・ノイズとのコラボレーションを続けていた。ボーイズ・ノイズことアレクサンダー・リダは次のようにツイッターでロマンソニーを追悼している。

    「ロマンソニーとぼくとですごい曲を作ってたところだったんだよ。これまで書いた曲でも最高傑作だと言ってたのに……ロマンソニーは僕たちのようなたくさんのDJにとって大きなインスピレーションとなる存在だった。彼の声はハウス・ミュージックで最も琴線に触れてくるものだったんだ」

    (c) NME.COM / IPC Media 2013
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