モーターヘッド、「レミーが生きていて、酒を飲んでいて、近いうちにライヴに戻れる」と声明を発表

モーターヘッド、「レミーが生きていて、酒を飲んでいて、近いうちにライヴに戻れる」と声明を発表

モーターヘッドは先頃ライヴ中止の原因となったヴォーカル&ベースのレミー・キルミスターの健康状態についてその後の詳細を明らかにしている。

モーターヘッドはここ数回のライヴをレミーの重度の血腫のため中止にしているが、血腫の程度についてはこれまで明らかにされていない。また、春先にはレミーが不整脈のため埋め込み型除細動器を体内に取りつけたことも伝えられていたため、にわかにレミーの健康状態が憂慮されていた。

これに対してバンドは次のような声明を発表している。
「さまざまな臆測に反して、レミーが生きていて、呼吸もしていて、話していて、セックスもしていて、酒を飲んでいて、飯も食っていて、読書もしていて、近いうちにライヴに戻れることになっていることをみなさんにお伝えできることを喜ばしく思います。これまで報道されている通り、確かにレミーはこの春、医学的なメンテのためにちょっとガレージにピットインしていますし、その直後にこうして体調不良に負わされたのはいささか巡り合わせが悪いところもありました」

「レミーと一行のモットーは『急がば回れ』というものです。モーターヘッドのファンのみなさんにつきましては、これまででも最高だったモーターヘッドの一年と同様に、この夏もさらなるバンド活動を楽しんでいただけますし、新作『Aftershock』も秋に控えています」

ちなみに、昨年はモーターヘッドにとってデビュー35周年にあたっていたが、レミーは『ビルボード』誌に対して、結成40周年にあたる2015年になんかしら祝っていきたいと次のように語っている。

「全員整列して頭を吹っ飛ばすとか。なんかやること考えておくよ。いつだって考えてるんだから。ま、裸の女とかを題材にしたものとかをね」

さらにバンドの息の長い活動歴については次のようにも語っていた。

「俺たちは恵まれてるよ。しつこくやり続けてきたせいで、みんなももう嫌がっても無理だってわかってくれて、それで一緒に楽しんでくれるようになったんだよね。俺たちのやり方はあまり好かれないのかもしれないけど、俺たちは自分たちのやることに関してはしっかりやってるんだよ」

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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