UFOの創設者でベーシストのピート・ウェイが、現地時間8月14日に逝去したことがわかった。69歳だった。
「Blabbermouth」によると、ピートは2ヵ月前に事故で生死に関わるような重症を負い、怪我と闘っていたという。
1969年にフロントマンのフィル・モグらとUFOを結成したピートは、ギタリストにマイケル・シェンカーを迎えたバンドの全盛期に『Lights Out』や『Obsession』をはじめとする代表作をリリース。1982年にバンドを脱退したピートは、元モーターヘッドのエディ・クラークらとファストウェイを結成し、脱退後はオジー・オズボーンやトゥイステッド・シスターといった数多くのアーティストともコラボレーションした。
ピートの訃報を受け、数多くのアーティストがSNSに追悼の意を投稿している。
UFO
「誰も聞きたくなかったニュースだ。安らかに眠ってくれ、ピート」
マイケル・シェンカー
「親愛なるピート。僕らの元を去ってしまったんだね、すごく悲しいよ。君という優しい存在がいなくなってしまった。俺は泣いている。君は、おそらく君が自分で思っていた以上の存在だった。君は俺が知っている誰からも愛されていた。俺は本当に物凄く悲しい。ピートのことが大好きだ。永遠に神のご加護を。親愛なる友よ、安らかに眠ってくれ。君が愛した人たちに心からお悔やみを伝えたい。マイケル・シェンカー
追伸:羽ばたいて天国を楽しんでくれ」
ギーザー・バトラー
「今年は悪くなる一方だ。メタル界の“変わり者”の一人で、アストン・ヴィラFCのサポーター仲間のピート・ウェイが亡くなった。彼はロンドンでのDeadland Ritualのライブに参加してくれた。すごく面白い奴だったよ。安らかに眠ってくれ、ピート」
ディー・スナイダー
「今日は悲しい日だ。UFOのピート・ウェイが亡くなった。彼は友人でメンターであり、トゥイステッド・シスターの核となる1stアルバムをプロデュースして俺たちをメタル王国の門へ導き、残りの道を示してくれたレミーを紹介してくれた。ピート、愛してるぜ。恋しくなる。君は最高だ」
カーク・ハメット
「ピート・ウェイは俺に大きな影響を与えた。彼が音楽に対して一切妥協することはなかったし、なにより素晴らしいパフォーマーだった。彼は独特のフィーリングを持っていて、俺が昔から大好きな曲を書いたのも彼だった。彼の家族と友人にお悔みを伝えたい。ピート・ウェイ、安らかに眠ってください」