きゃりーぱみゅぱみゅが自ら明かす「わたしがきゃりーになるまで」の物語

きゃりーぱみゅぱみゅが自ら明かす「わたしがきゃりーになるまで」の物語

最新アルバム『なんだこれくしょん』が大ヒットを記録しているきゃりーぱみゅぱみゅが、ROCKIN'ON JAPAN8月号のインタヴューに答え、自らの半生を語っている。

90分にも及んだインタヴューは、約2万字のボリュームとなっており、きゃりー自らがその足跡を語ったインタヴューとしては決定版と言える内容となっている。

「『きゃりーはいいよね』みたいなことを言われると、『そうじゃないよ』って嫌な気持ちになります。もちろん運がいいっていうのもわかってるし、周りの環境に恵まれてるのもわかってます。だけど、その分、自分で乗り越えてきたことだってたくさんあるから」

テレビに出まくり、ロックフェスを盛り上げ、ヨーロッパツアーを敢行しては行く先々で出会うオーディエンスを一発で虜にしてみせる唯一無二のポップアイコンとなったきゃりーぱみゅぱみゅ。まさに老若男女誰もが知る図抜けた知名度を誇りながらも、その一方で、彼女が一体何者であるのか、胸中にあるのはいかなる思いなのか、一体どんな幼少時代を過ごしてきたのか、そして、何をきっかけに「きゃりーぱみゅぱみゅ」を名乗り始めたのか、など、これまでベールに包まれていた本当の素顔を、自らの言葉を介し、赤裸々に明かしている。

「『きゃりーのイメージカラーって絶対黄色だよね』って言われて。『わたしピンク好きなのになんで黄色なの? 黄色とか全然好きじゃない』って思った日から黄色って全然着てないです」

どうしても毎日同じことができないという性格、人前に出るのが苦手で、嫌なことがあってもはっきりと言えずにいたという小学校時代、「あなたは元気な子だから、イメージカラーは黄色ね」と決め付けられることに対する反発、初めてのデート、原宿との出会い、中田ヤスタカプロデュースの元、辿りついたデビューまでの道――。

ここで語られているのは、きゃりーぱみゅぱみゅという希代のポップスターがその人生を通し、考え、悩み、自ら結論を出し、ひとつひとつの道を選び、一歩ずつ進んできた成長の物語だ。

今誰もが羨望のまなざしをこめて、時代に選ばれたヒロインと呼ぶきゃりーぱみゅぱみゅが人知れず抱えてきた苦悩と苦労、そしてそれを乗り越えようと重ねてきた努力、そんな歩みのすべてがこのテキストから伝わるのではないだろうか。

ファンならずとも、全音楽ファン必読のインタヴューだ。

ロッキング・オン・ジャパン8月号の詳細はこちら。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/84048
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