ストロークスのアルバート・ハモンドJr.、癌のミュージシャン支援ライヴに出演
2013.08.07 21:15
今年の2月にスクール・オブ・セヴン・ベルズのアレハンドラ・デヘーザはフェイスブックで相方のベンジャミン・カーティスが血液の癌、T細胞リンパ腫という悪性リンパ腫にかかっていることを明らかにしたが、病状の進行が早いためその後、ベンジャミンは抗がん剤療法を積極的に行っていて、現在、骨髄移植手術の待機をしているところだと『ローリング・ストーン』誌が伝えている。
そんなベンジャミンを支援するため、インターポールのポール・バンクスとザ・ストロークスのアルバート・ハモンド・ジュニアはベンジャミンを支援するチャリティ・ライヴに出演する予定となっている。イヴェントはバンドが昨年11月にリリースしたEP『Put Your Sad Down』にちなんで「プット・ユア・サッド・ダウン」チャリティ・ライヴとして8月22日にバワリー・ホテルで行われる。ヘッドライナーのポールとアルバートはそれぞれにソロ作品のパフォーマンスを行い、さらにザ・ストロークスのファブリツィオ・モレッティ、デヴェンドラ・バンハート、テレビ司会者のアレクサ・チャン、ダニー・マスターソンらによるDJセットも披露されるという。
また、チャリティ・オークション・サイトのセレブリティ・バズでもザ・ブラック・キーズ、ヤー・ヤー・ヤーズ、レジーナ・スペクター、ヴァンパイア・ウィークエンドなどのアーティスト、さらにジョン・ヴァルヴァトスやフィリップ・リムなどのファッション・ブランド、また人気テレビ番組『サタデイ・ナイト・ライヴ』などが、グッズや特典引換券などを出品する予定で、その収益はベンジャミンの支援にあてられるという。
アレハンドラはフェイスブックや専用サイトでベンジャミンの様子を報告していて、「治療に伴ってベンジャミンの病状もとてもよくなっている」とこれまで明かしている。また、検査を行った当時はどうにかしてMRIスキャナーをサンプリングできないものかとベンジャミンが思案を巡らせていた様子もアレハンドラは報告していた。なお、今回のイヴェントはすべてプロ・ミュージシャンの資金的支援を行うスウィート・リリーフ・ミュージシャンズ基金が主導して行っているものだという。